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映画「8年越しの花嫁」は、

昨年2017年12月に

公開された映画で注目を集めました。

 

U-NEXT等でも配信されるようになり、

さらにその人気が再燃しています。

 

そこでこの作品が

あまりに衝撃的な実話だった為、

土屋太鳳さん演じる

「麻衣の病気は何?」

という疑問が話題になっています。

今回はそんな「8年越しの花嫁」の

ネタバレや病気についてまとめました。

「8年越しの花嫁」のあらすじは?

最初に言いましたが、

この物語は実話をもとに

ドキュメンタリーとして

発表された内容を

映画化したものです。

 

それを考慮したからこそ

「衝撃的なあらすじ」

となっています。

 

では、

ストーリーの概要を紹介します。

 

主人公の二人「尚志」と「麻衣」は、

翌年の春に結婚を約束していました。

 

しかし、

突然麻衣が病気を訴え始め、

「記憶が無くなる」

「急に狂ったように叫び始める」

等の症状を訴えます。

 

そのため、

最初は精神病院に入りましたが、

心停止により救急入院することに。

 

当然予定していた結婚式は断念。

 

そして、

麻衣は手術することになります。

 

手術後「1年半」の間、

麻衣の意識が戻りませんでした。

 

突如、意識が戻り

目を開けた麻衣は

会話ができなくなっていました。

 

入院「3年後」には、

ようやく表情の変化がみられるようになり、

「4年目」には

より回復し意思の疎通を

図れるまでになりました。

それから長いリハビリを経て、

結婚予定の年から数え

「8年後」にようやく結婚が実現する

という感動的なお話になっています。

「8年越しの花嫁」の病気は?

こうしたストーリーを通して

病気と闘う二人、

そして勝ち取った8年越しの結婚

と言う感動的なストーリーの

問題を引き越した

この病気の正体は何でしょうか?

 

その

病気は「抗NMDA受容体脳炎」

という非常に難しい名前の

ついてる病気になります。

 

この病気、簡単に言えば

「脳の神経伝達物質によって起きる脳炎」

ということになります。

 

日本では、年間にして

1,000人が発症するとされています。

 

つまり、

発症する確率は10万人に1人

と言う低確率な病気です。

 

しかし、逆に言えば、

たくさんの人が確実に発症し、

苦しんでいるのも事実です。

「8年越しの花嫁」の病気は他の有名映画にもあった?

この病気は、

古く西欧でも見られる疾患です。

 

そこで

映画「エクソシスト」

を観たことがあるでしょうか?

ここで出てくる

悪魔つきとされた少年(原作)

の病気がまさしくこの

「抗NMDA受容体脳炎」

と言われています。

 

昔から恐れられている病気

と分かりますね。

 

また、

現在では統合失調症との症状が似ており、

その鑑別判断も行わなければなりません。

 

この映画で

当初麻衣が精神病院に入院したこと

もこのことに由来すると思われます。

 

なお、

この物語は小説が原作なので、

もっと細かいところまで知りたい

という方は原作をチェックしましょう。
 

 
8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら [ 中原尚志 ]
 

この記事を書いた人

メイドちゃん
メイドちゃん
年間300冊以上の本を読む読女です。映画、ゲームも大好きなので、気になったことを皆さんと共有したいと思います。